— 30秒でわかる結論 —

Q. 指定申請にはいくらかかりますか?行政書士に頼むといくらですか?

費用は3層に分かれます。行政への手数料——障害福祉サービスの指定申請は手数料不要とされているのが一般的で、介護保険サービスは自治体により手数料が定められている場合があります(申請先で要確認)。②周辺の実費——実はここが本体で、法人設立(登録免許税は株式会社15万円〜・合同会社6万円〜)、物件の改修や消防設備、備品、開所前の人件費などで数百万円規模になります。③代行報酬——当事務所は指定申請(1事業所・1サービス)税込220,000円〜、就労継続支援A型は275,000円〜、指定更新110,000円〜、変更届22,000円〜と明示しています。判断は金額だけでなく、自力なら申請一式で概算30〜60時間かかること、開所が1か月遅れれば家賃と人件費が空費になることを含めて比較してください。

「指定申請って、結局いくらかかるんですか」——初回相談で最も多い質問です。お金の話を曖昧にする事務所は信用できないと思うので、当事務所の料金も含めて正直に書きます(2026年7月時点。料金はすべて税込、手数料の要否は指定権者ごとに要確認)。

この記事の対象——介護・障害福祉の全サービス類型に共通です

放課後等デイサービス児童発達支援グループホーム(共同生活援助)就労継続支援A型・就労継続支援B型・就労移行支援・就労定着支援/生活介護/同行援護/行動援護/短期入所/自立訓練/保育所等訪問支援/相談支援(その他類型の依頼ガイド)——いずれにも対応しています(指定申請サポート トップ)。

費用は3層に分けて考える

中身規模感
①行政への手数料障害福祉は不要とされているのが一般的/介護保険は自治体により定めがある場合無〜数万円(要確認)
②周辺の実費法人設立・物件改修・消防設備・備品・開所前人件費数百万円規模(ここが本体)
③代行報酬行政書士に依頼する場合事務所により幅あり(後述)

①行政への手数料——「意外と安い」が誤解を生む

障害福祉サービスの指定申請は手数料が不要とされているのが一般的です。介護保険サービスについては自治体により手数料の定めがある場合があるため、申請先へご確認ください。ここだけを見ると「指定申請はタダ」に見えますが、それは手続きの窓口費用がゼロというだけ。実際のお金は次の②で動きます。

②周辺の実費——ここが本体

法人設立が必要なら登録免許税は株式会社15万円〜、合同会社6万円〜(法定費用の内訳)。物件は敷金・礼金に加え、指定基準を満たすための改修(区画・手洗い・バリアフリー)と消防設備備品・車両(送迎のある類型は大きい)。そして開所前の人件費——指定基準の人員は利用者ゼロでも配置が必要です。サービス類型別の概算は次のとおり(いずれも2026年7月時点の概算モデル、物件・規模で大きく変動)。

サービス開業費用の概算
グループホーム約370〜570万円+改修費
就労継続支援B型約470〜870万円
放課後等デイサービス約700〜1,200万円
デイサービス約700〜1,300万円
生活介護約750〜1,500万円

③代行報酬——当事務所の料金を明示します

行政書士の報酬は自由化されており事務所ごとに幅がありますが、料金を出さない事務所に問い合わせるのは不安だと思うので、当事務所のスポット料金を公開しています(すべて税込)。

項目料金
指定申請(1事業所・1サービス)220,000円〜
就労継続支援A型の指定申請275,000円〜(事業計画作成・事前協議対応を含むため)
指定更新申請110,000円〜
各種変更届22,000円〜
処遇改善加算の届出55,000円〜
運営顧問プラン月額35,000円〜(届出・相談を継続カバー)

※自治体・サービス種別・物件の状況によりお見積りのうえ確定します。法人設立が必要な場合は登記を提携司法書士へ、賃金制度・社会保険は社会保険労務士へ連携します。

依頼するかの判断——金額ではなく「時間と遅延」で比べる

報酬の額だけを見ると高く感じるかもしれません。比べるべきは3つの数字です。①自分でやる場合の時間(申請一式で概算30〜60時間。手引きの読み込み・窓口往復・差し戻し対応を含む)②その時間の機会費用(同じ時間でケアマネへの挨拶回りや面接ができた——開所直後の稼働率はここで決まります)③遅延リスク(受付期限を逃して開所が1か月ずれれば、家賃と先に採用した職員の人件費が空費に)。詳しくは自分ひとりでやると苦戦する5つの理由に整理しています。時間に余裕があり小規模なら自力も十分現実的——その判断材料としてこの記事をお使いください。

お見積りだけでも大丈夫です

当事務所は指定申請サポートで、通所介護・訪問介護・グループホーム・放課後等デイサービス・児童発達支援・就労継続支援など各サービスに対応。初回60分のご相談は無料で、要否の確認とお見積りだけでも承ります。創業融資人員確保とあわせた資金計画のご相談もどうぞ。

📍 千葉県ローカルメモ|費用の全体像は「申請先」が決まってから確定

千葉県内では千葉市・船橋市・柏市が各市、それ以外は県が指定権者です(計画相談支援・障害児相談支援は所在市町村)。手数料の要否・金額も申請先で異なるため、御社の所在地とサービス類型が決まった段階で正確な費用の全体像をお出しします。

※2026年7月23日時点の一般的な整理です。個別の管轄・最新の運用は各窓口にご確認ください。

💬 目加多のひとこと

料金を出さない事務所が多いのは、案件で幅があるからです。でも問い合わせる側は「だいたいいくらか」が分からないと動けない。だから当事務所は下限を明示しています。高いか安いかは、時間と遅延リスクを含めて判断してください。

行政書士 目加多龍

執筆・監修

目加多 龍めかた りょう

行政書士 × 財務・キャリアコンサルタント(目加多龍行政書士事務所 代表)

障害福祉・障害児支援の指定申請を専門とする行政書士。放課後等デイサービス・児童発達支援・グループホーム(共同生活援助)・就労継続支援A型/B型・就労移行支援・生活介護・居宅介護・重度訪問介護など障害福祉・障害児の全類型に対応し、千葉県指定と千葉市/船橋市/柏市の市指定どちらの窓口も日常的に扱っています(オンラインで全国対応)。開業後の変更届・体制届・処遇改善加算の届出、運営指導への備えまで伴走します。

前職では従業員約800名規模の3社合併にともなう人事制度統合を主導し、正社員・パート等あわせて約800名の給与計算と社会保険実務を運用。処遇改善加算のキャリアパス要件は、突き詰めれば賃金表と等級制度の設計そのもの——加算の届出だけでなく、その先の賃金設計まで踏み込めることが強みです。国家資格キャリアコンサルタントとして、サビ管・児発管など資格者の採用と定着も支援しています。

保有資格:行政書士/国家資格キャリアコンサルタント/財務コンサルタント(ASJ)/2級FP技能士(AFP)/人事総務検定2級ほか計11種。制度改正のたびに一次資料を確認しながら、note・LinkedIn・Instagram・Threadsで介護・障害福祉の実務情報をほぼ毎日発信しています。

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