HOJOKIN GUIDE

補助金はどう選ぶ?
——「やりたいこと」から逆引きする使い分けガイド

「使える補助金、何かありませんか?」——実は、この探し方が遠回りです。補助金は制度が先ではなく、やりたいことが先。目的から逆引きすれば、候補は自然に絞れます。制度名・金額・締切は公募回ごとに変わるため、このページでは変わらない「選び方の型」と共通ルールを整理しました。

30秒でわかる:「やりたいこと」から逆引きする

機械・設備への投資や新製品開発→ものづくり系・省力化投資系の補助金。②チラシ・HP・展示会など販路開拓→小規模事業者向けの持続化系。③会計ソフト・予約システムなどIT導入→IT導入系。④創業・開業→自治体の創業支援系。⑤従業員の雇用・処遇に関するもの→それは補助金ではなく雇用関係助成金(社労士の領域)です。

共通ルールは3つ——後払いが原則(先に自己資金か融資で立て替える)、交付決定前の発注はNG公募回ごとに要件・締切が変わるので必ず最新の公募要領で確認。この3つを外すと、採択されてもお金が受け取れません。

目的別の逆引き早見表

やりたいこと検討する制度の系統いちばんの注意点
機械・設備投資、新製品・新サービス開発ものづくり系・省力化投資系交付決定前の発注は対象外。設備の要件・単価基準を要領で確認
チラシ・HP・展示会・店舗改装など販路開拓持続化系(小規模事業者向け)対象は小規模事業者。従業員数の要件を最初に確認
会計・予約・POSなどITツール導入IT導入系登録ベンダー経由など、買い方にルールがある型が多い
千葉県内での省力化・生産性向上の設備投資千葉県独自の中小企業成長促進補助金(回ごとに公募)第4弾が受付中(2026/7/24〜8/21・小規模枠は8/14に別締切)
創業・開業の初期費用自治体の創業支援系自治体ごとに内容が別物。年度で変わるため毎年要確認
雇用・賃上げ・研修など人に関すること雇用関係助成金補助金ではなく助成金=社労士の独占領域(当事務所は提携社労士と連携)
どれにも当てはまらない融資・自己資金での実行を検討補助金ありきで事業を歪めるのは本末転倒

※制度名は「〜系」と系統で表記しています。正式名称・補助率・上限額・締切は公募回ごとに変わるため、必ず当該回の公募要領(原典)でご確認ください。当事務所では最新回の要領との突合から代行します。

外すと受け取れない、3つの共通ルール

ルール① 後払いが原則——「もらってから買う」はできない

補助金は、採択→交付決定→自分で発注・支払い→実績報告→検査→それから入金という流れです。つまり先に全額を自己資金か融資で立て替える必要があります。入金はいつか・立替資金の作り方を、申請前に必ず設計してください。採択されたのに立替資金がなくて辞退——実際にある、いちばん切ない失敗です。

ルール② 交付決定前の発注はNG——フライングは対象外

原則として、交付決定より前に発注・契約したものは補助対象になりません。「採択された!」の通知で発注したくなりますが、採択と交付決定は別のステップ。事業を急ぐ気持ちと制度のリズムのズレが、この事故を生みます。スケジュールは交付決定日を起点に引き直すこと。

ルール③ 公募回ごとに別物——去年の情報で動かない

同じ名前の補助金でも、公募回が変われば要件・対象経費・締切・様式まで変わることが珍しくありません。ネット記事や過去の経験ではなく、当該回の公募要領(原典)で確認するのが唯一の安全策です。あわせて、複数制度の併用ルール(同一経費の重複NG)と、補助金と助成金の違いも最初に押さえておくと迷いません。

千葉県内なら——県独自の「成長促進補助金」も選択肢に

国の制度に加えて、千葉県内の事業者には県独自の中小企業成長促進補助金(設備投資・補助率1/2以内・中小企業枠上限3,000万円)という有力な選択肢があります。2025年からおおむね半年ごとに公募が続いており、2026年7月24日から第4弾の受付が始まっています(締切8月21日・小規模事業者枠は事業支援計画書の発行締切8月14日に注意)。最新回の要点は第4弾の解説記事にまとめました。回ごとに枠・金額・要件が見直されるため、必ず当該回の申請要領でご確認ください。

そして大前提——補助金は「手段」であって「目的」ではない

採択されやすいからと、やる予定のなかった投資に事業を寄せていく——これは本末転倒です。まず自社の計画が対象になるかの5つの確認から始めて、合う制度がなければ融資や自己資金での実行が正解のこともあります。当事務所は「使える補助金を探す」より先に「その投資、本当にやるべきか」から一緒に考える方針です(補助金サポートの詳細)。

よくあるご質問

採択率はどのくらいですか?必ず通してもらえますか?

採択率は制度・公募回ごとに変動し、審査は事務局が行うため、当事務所を含めどの支援者も採択をお約束することはできません(「採択保証」を掲げる業者にはご注意ください)。当事務所ができるのは、要件との適合確認と、審査項目に沿った計画書の作り込みです。

申請は丸投げできますか?

申請者はあくまで事業者ご本人で、事業内容・数値計画の中身はご本人にしか語れません。当事務所の支援は、ヒアリングをもとにした計画書の構成・執筆支援、要件・書類の整理、電子申請の準備支援という伴走型です。制度によっては本人申請が求められる手続きもあり、その場合の役割分担も事前にご説明します。

補助金と助成金はどう違うのですか?

ざっくり言うと、経済産業省系の「補助金」は審査で採択・不採択が分かれる競争型、厚生労働省系の雇用関係「助成金」は要件を満たせば原則受給できる型です。雇用関係助成金の申請代行は社会保険労務士の独占業務のため、当事務所では提携社労士をご紹介し、補助金は当事務所が担当する連携体制を取っています。

小さな会社でも使える補助金はありますか?

あります。むしろ販路開拓系(持続化系)のように小規模事業者を対象にした制度が用意されています。従業員数などの要件で対象が決まるため、まず自社が「小規模事業者」に当たるかの確認から始めるのが早道です。最新の公募状況とあわせて無料相談でご案内できます。

「うちに合う補助金はあるか?」の
見立てから、申請・実績報告まで。

やりたい投資の内容をうかがえれば、最新の公募状況との突合、対象可否の見立て、計画書の作成支援、採択後の交付申請・実績報告まで一体でお手伝いします。補助金サポートは顧問契約のお客様には着手金0円・完全成功報酬、スポットは着手金+成功報酬の二段階です。

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