【更新 2026年9月4日】千葉県中小企業成長促進補助金(第4弾)の受付は2026年8月21日で終了しました。次弾の公募は未定です。本記事は第4弾の要領にもとづく内容で、次弾の要件は公表後に確認してください。国の補助金や松戸市の補助金は補助金申請サポートの「いま申請できる主な補助金」をご覧ください。
【2026年8月29日更新】第4弾の申請受付は2026年8月21日で終了しました。本記事は、補助率・上限額・小規模事業者枠など制度の骨格を理解し、次回公募に備えるためにお読みください。次回(第5弾)の有無・時期・要件は千葉県の公式ページで必ずご確認ください。

— 30秒でわかる結論 —

Q. 千葉県の成長促進補助金(第4弾)、うちみたいな小さな会社でも使えますか?

使える可能性が広がりました。第4弾では小規模事業者枠が新設され、補助率1/2以内・上限500万円・下限100万円(2026年7月公表内容)と、比較的小さな設備投資でも対象になり得ます。ただし注意点が一つ——小規模事業者枠は商工会・商工会議所が発行する「事業支援計画書」が必須で、その発行受付は8月14日締切。申請締切(8月21日)の1週間前です。つまり実質的な準備期限は8月上旬。使うなら、まず地元の商工会・商工会議所への相談予約から始めてください。

千葉県内の経営者の皆さんに、鮮度の高いお知らせです。千葉県独自の設備投資補助金「中小企業成長促進補助金」の第4弾が、2026年7月24日(金)17時に受付を開始しました。締切は8月21日(金)17時——約1か月の短期決戦です。今回から小規模事業者枠が新設され、対象が大きく広がりました。要点と、今日から動くべき順番を整理します。

どんな補助金か——県が設備投資の1/2を支援

この補助金は、積極的な賃上げや投資への意欲が高い事業者の成長を後押しするため、省力化・業務効率化・生産性向上のための設備投資の経費の一部を千葉県が補助する制度です。国の補助金(ものづくり系など)と比べて手続きの負担感が比較的軽く、それでいて中小企業枠は上限3,000万円という規模感——千葉県内の会社にとって、県独自制度の本命格と言ってよい存在です。第1弾(2025年春)→第2弾(2025年秋)→第3弾(2026年春)と回を重ね、今回が第4弾になります。

第4弾の骨子(2026年7月公表内容)

対象者:千葉県内に補助事業を実施する事業所を有する中小企業者等(個人事業主を含む)。補助率:1/2以内。補助額:中小企業枠=上限3,000万円・下限500万円/新設の小規模事業者枠=上限500万円・下限100万円対象経費:設備等導入費、設備処分費(いずれも付帯する委託費等を含む)。申請方法:専用ポータルサイトでのオンライン受付のみ。採択:審査があり、先着順ではありません。なお、金額・要件は公募回ごとに見直されるのがこの補助金の特徴です(第3弾では第1・2弾の採択者は対象外という運用もありました)。申請前に必ず第4弾の申請要領(原典)をご確認ください——賃上げ関連の取り扱いや実施期限など、要領でしか確定できない事項があります。

最大の落とし穴——締切は「2つ」ある

今回いちばんお伝えしたいのがここです。小規模事業者枠で申請する場合、商工会・商工会議所が発行する「事業支援計画書」が必須とされています(中小企業枠では不要)。そしてこの計画書の発行受付の締切は8月14日(金)17時——申請締切の1週間前に設定されています。発行までには商工会・商工会議所との面談や計画内容のすり合わせが必要になるため、逆算すると実質的な準備期限は8月上旬。お盆休みも挟みます。「締切は8/21だからまだ余裕」と思っていると、手前の締切で門が閉まる——小規模事業者持続化補助金の経験がある方にはおなじみの構造ですが、初めての方は特にご注意ください。

採択されたあとのことも、申請前に設計する

忘れてはいけない共通ルールが2つ。①補助金は後払いです。数百万〜数千万円の設備代金は、いったん自己資金か融資で全額立て替えることになります(立替資金の設計はこちら)。②交付決定前の発注はNG。採択の連絡が来ても、交付決定通知より前に契約・発注したものは対象外になるのが原則です(フライング発注の怖さ)。第3弾では実施期限(実績報告の提出期限)までに事業を完了できないと、交付決定を受けていても補助金を受け取れない運用が明示されていました。第4弾の実施期限は要領で確認のうえ、納期の長い設備は発注リードタイムまで含めてスケジュールを引いてください。

国の補助金との使い分け・併用

「ものづくり系と、どっちがいいの?」というご質問には、投資規模・スケジュール・書類負担の3点での比較をおすすめしています。そして併用を考える場合の鉄則はひとつ——同一の経費に複数の補助金は充てられないこと。設備Aは県の成長促進、設備Bは国の制度、と経費を切り分ける設計なら検討の余地があります。制度選びの考え方全体は補助金の選び方ガイドにまとめています。

今日から動く順番

①千葉県の公式ページで第4弾の申請要領を入手・通読(すべての判断の起点です)。②自社が小規模事業者枠か中小企業枠かを確認。③小規模枠なら今すぐ地元の商工会・商工会議所に相談予約(8/14の発行締切から逆算)。④投資する設備の見積り取得と、目的(省力化・効率化・生産性向上)との紐づけを言語化。⑤立替資金の調達計画(必要なら融資と並行)。当事務所では、要領との適合確認から計画書の作成支援、採択後の実績報告まで一体でお手伝いしています(補助金サポート)。短期決戦です。迷っている時間がいちばんもったいない——まず要領のダウンロードから始めましょう。

📍 千葉県ローカルメモ|東葛エリアの「事業支援計画書」相談はお早めに

松戸・柏・流山・市川エリアの方へ。小規模事業者枠の「事業支援計画書」は、会員でなくても地域の商工会議所・商工会に相談できます(例:柏商工会議所は事前予約制での相談を案内)。お盆前の8月上旬は相談が混み合うことが予想されるため、枠の利用を考えるなら今週中の予約をおすすめします。当事務所からの相談ルートのご案内も可能です。

※2026年7月23日時点の一般的な整理です。個別の管轄・最新の運用は各窓口にご確認ください。

💬 目加多のひとこと

第3弾の締切(6月)を逃して悔しがっていた経営者の方が、私の周りにも複数いらっしゃいました。第4弾はその再挑戦のチャンスであり、小規模枠の新設で初挑戦のチャンスでもあります。ただし約1か月の短期戦。「要領を読む」という地味な一歩を、今日踏み出せるかどうかだと思います。

行政書士 目加多龍

執筆・監修

目加多 龍めかた りょう

行政書士 × 財務・キャリアコンサルタント(目加多龍行政書士事務所 代表)

行政書士/国家資格キャリアコンサルタント/2級FP技能士(AFP)。ブリヂストン系列企業とNEC系列企業で人事・労務の現場15年を経て2026年に独立。個人向けキャリア相談はココナラで約70件・全件★5.0(プラチナランク・2026年7月時点)。障害福祉・障害児支援の指定申請を軸に、資金調達から人材の定着まで、中小企業の「手続き」「資金」「人材」を一体で支援しています。

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