
Q. NPO法人を作りたい——どこに申請して、どのくらいの期間と費用がかかり、どこまで頼めるのか
申請先(所轄庁)は、法人の主たる事務所がある都道府県の知事で、事務所が一つの指定都市の区域内だけにあるときはその指定都市の長です(千葉県内なら千葉県、千葉市内のみに事務所がある法人は千葉市)。所轄庁は申請書類の一部を受理日から2週間公衆の縦覧に供し、縦覧期間の経過後2か月以内に認証・不認証を決定し、認証の後は2週間以内に法務局で設立登記をして法人が成立します。当事務所のNPO法人設立サポート一式は税込220,000円で、定款・設立趣旨書・事業計画書・活動予算書・役員名簿・議事録等の作成、所轄庁との事前相談・補正対応、所轄庁への成立届出までを行います。設立登記は提携司法書士が担当し報酬は別途で、お見積りは登記報酬込みの総額で書面でお出しします(設立認証の申請手数料は不要、NPO法人の設立登記の登録免許税は非課税)。税務・会計は税理士、労務は社会保険労務士の領域です。
(2026年9月26日確認)
学んだ
明治大学 経営学部 公共経営学科で、NPO・非営利組織の経営を専攻しました。「非営利」の意味、ガバナンス(社員総会・理事会・監事)、寄付と会費の設計、行政との協働——制度の背景にある考え方を、学問として学んでいます。
自分で作った
ゼロから社員10人に声をかけて集め、定款を書き、設立総会を開き、所轄庁の設立認証を取得した当事者です。「誰に頼むか」「目的をどこまで書くか」「縦覧の2週間に何をするか」を、書類の外側で経験しています。
仕事にしている
行政書士として、NPO法人の設立認証・定款変更・事業報告・役員変更・認定NPOの設計をお受けしています。企業人事15年の経験から、設立後に人が続く組織の作り方(役員の任期、会議の回し方、職員の処遇)まで含めて設計します。
NPO法人の設立で難しいのは、書類ではありません。10人を集めること、3年先の活動を定款に書き切ること、設立して2年後に重任の手続きを忘れないことです。手続きの経験だけでなく、作る側の経験があるからこそ、その先まで一緒に見られます。

— WHY DIFFERENT —
定款・設立趣旨書など10点の書類と所轄庁との事前相談は、NPO法人の設立を扱う行政書士なら当然の仕事です。当事務所はそこで止まりません。明治大学 経営学部 公共経営学科でNPO経営を専攻し、自らゼロから社員10人を集めて設立認証を取得した当事者として、10人集め・役員構成から、設立後の運営・認定NPO、福祉事業の指定申請・資金・人材まで、同じ担当者が引き受けます。
定款・設立趣旨書・事業計画書・活動予算書などの作成、所轄庁との事前相談、縦覧2週間と審査中の補正対応、成立後の届出まで。全国オンライン対応。
大学でNPO経営を専攻し、自ら10人に声をかけて設立認証を取得した経験から、「誰に声をかけるか」「役員の親族制限」「3年先の活動を目的にどう書くか」を、書類の外側から一緒に組み立てます。現在は地域の市民活動の人材育成講座も受講中で、実地体験(2026年9月時点で3団体)を通じて市民活動の現場の運営を学んでいます。
認定NPOの8基準に合わせた会計区分・寄附者名簿を設立時から設計。放デイ・グループホームなど福祉事業は指定申請を一本の工程表で。企業人事15年で役員・職員が続く組織を、財務コンサルタント・2級FP技能士で資金計画を。
| 設立で止まる場面 | 一般的なNPO法人設立の専門家 | 当事務所 |
|---|---|---|
| 書類の作成・所轄庁への申請 | 対応 | ◎ 対応(全国オンライン) |
| 社員10人・役員4人が集まらない | 「集まったらご依頼ください」 | ◎ 自ら10人を集めた経験から、声のかけ方と役員構成を一緒に設計 |
| 将来、認定NPOを目指したい | 「設立後にご相談ください」 | ◎ 設立時から会計区分・寄附者名簿・役員構成を8基準に合わせる |
| NPOで放デイ・GHを始めたい | 「指定申請は別の事務所へ」 | ◎ 設立と指定申請を一本の工程表で(障害福祉が主力) |
| 設立後、役員・職員が続かない | 業務外 | ◎ 任期・会議の回し方・職員の処遇まで(企業人事15年) |
※「一般的なNPO法人設立の専門家」欄は当事務所の見解で、事務所により対応範囲は異なります。設立登記は提携司法書士、税務申告は税理士、雇用契約・社会保険は社労士と分担します。
設立総会で定款・役員・事業計画を決め、所轄庁(主たる事務所が千葉市など指定都市の区域内のみなら市長、それ以外は都道府県知事)に設立認証を申請します。所轄庁は申請書類の一部を受理日から2週間、公衆の縦覧に供し、縦覧期間の経過後2か月以内に認証・不認証を決定します。認証の通知があった日から2週間以内に法務局で設立登記をして法人が成立し、登記事項証明書と財産目録を添えて所轄庁に届け出ます。書類が整っていれば、申請から法人成立までおおむね3か月前後が目安です。設立後は毎事業年度、事業報告書等を所轄庁に提出する義務が続きます。
出典:内閣府NPOホームページ「認証制度について」「設立の認証・手続き等」(特定非営利活動促進法第10条・第12条・第13条)。2026年9月2日確認。

| 工程 | 内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| ①設立準備 | 社員(10人以上)と役員(理事3人以上・監事1人以上)の確保、活動分野(20分野)の選定、定款・設立趣旨書・事業計画書・活動予算書の作成 | 1〜2か月 |
| ②設立総会 | 定款・役員・事業計画・予算を決議し、議事録を作成 | — |
| ③設立認証申請 | 所轄庁の条例で定める書類を添えて申請。補正は縦覧開始後1週間以内の軽微なものに限る | 受理 |
| ④縦覧 | 定款・役員名簿(住所除く)・設立趣旨書・事業計画書・活動予算書を2週間公衆の縦覧に供し、インターネット等で公表 | 2週間 |
| ⑤審査 | 所轄庁が認証・不認証を決定 | 縦覧経過後2か月以内 |
| ⑥設立登記 | 認証通知から2週間以内に主たる事務所所在地の法務局で登記(司法書士と連携)。6か月登記しないと認証取消しの対象 | 2週間以内 |
| ⑦成立の届出 | 登記事項証明書と設立時の財産目録を添えて所轄庁へ届出 | 遅滞なく |
工程が長い分、やり直しのコストが大きいのがNPO法人です。とくに③で定款の目的や事業の記載を誤ると、認証後に定款変更(認証が必要なものは再び縦覧・審査)が発生します。
NPO法人の設立で、活動分野は問いません(NPO法別表の20分野のどれかに入ればよく、多くの活動はどこかに入ります)。ただし定款の目的・事業は「3年以内にやる可能性のある活動」まで書き切るのが実務の鉄則です。目的・事業・活動分野の変更には所轄庁の認証が必要で、数か月かかるからです。分野ごとに書き忘れやすい事業と、設立後に効いてくる制度を整理しました。
| 活動分野(例) | 定款で書き忘れやすい事業 | 設立後に効く制度 |
|---|---|---|
| 子ども・教育(学習支援・居場所・子ども食堂) | 食事提供、保護者支援、行政からの受託調査 | 自治体の委託・助成、企業の寄付(認定NPOで税制優遇) |
| 地域・まちづくり(イベント・商店街・空き家) | 施設の指定管理、受託調査・研究、物販などの「その他の事業」 | 指定管理者(株式会社も応募可だが、募集要項で非営利法人に有利な場合あり) |
| 環境・文化・スポーツ | 講座・出版・物販(その他の事業)、普及啓発 | 会員(賛助会員)の会費設計、寄付の受け皿 |
| 国際協力・多文化共生 | 通訳・翻訳の受託、日本語教室、相談事業 | 助成財団の応募資格(非営利法人限定のものがある) |
| 当事者・家族の支援(障害・ひきこもり・介護者・里親など) | 相談事業、ピアサポート、研修・啓発、行政からの相談窓口の受託 | 認定NPO(絶対値基準:3,000円以上の寄付者を年平均100人) |
| 福祉事業(障害福祉サービス・障害児支援など) | 根拠法と事業名を法令の用語で明記しないと指定申請で差し戻し | 指定申請とセットで線表を引く(指定申請サポート) |
| 職業能力・雇用(キャリア支援・就労支援・研修) | 企業向け研修の受託、資格講座(その他の事業) | 人材開発系の助成・委託は当該年度の要件を確認 |
当事務所は障害福祉・障害児支援の指定申請を多く扱っていますが、NPO法人の設立自体は分野を問わずお受けしています。子ども食堂、学習支援、まちづくり、環境、文化・スポーツ、国際協力、当事者・家族の支援——いずれも定款の設計と設立後の運営の要点は共通です。
NPO法人・一般社団法人・株式会社・合同会社のどれが目的に合うか。障害福祉・障害児支援の指定申請を予定しているなら、その後の運用まで含めて比較します。
定款・設立趣旨書・事業計画書・活動予算書・役員名簿・設立総会議事録。所轄庁の条例と手引きに沿って作成し、縦覧で公表されることを前提に整えます。
障害者総合支援法・児童福祉法・介護保険法に基づく事業を行うなら、定款の目的に法的根拠を明記しておかないと指定申請が受理されません。設立時に組み込みます。
事業報告書・活動計算書・貸借対照表・財産目録・役員名簿等の所轄庁への提出、役員変更届、定款変更の認証申請・届出。忘れると認証取消しにつながる義務を年間カレンダーで管理します。
法人成立後、放課後等デイサービス・グループホーム・就労支援などの指定申請へ。設立と指定申請を一本の工程表で進めるのが当事務所の強みです。(障害福祉の指定申請サポート)
NPO法人でも創業融資や補助金の対象になる制度があります。人事・財務アドバイザーの視点で、設立後の資金繰りと人材確保まで伴走します。

すべての手続きの料金は料金表に、合計・着手金・残金のお支払い時期は料金シミュレーションで確認できます。
| 内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| NPO法人設立サポート一式 設立認証申請の書類作成(定款・設立趣旨書・事業計画書・活動予算書・役員名簿・議事録等)、所轄庁との事前相談・補正対応、所轄庁への成立届出。設立登記は提携司法書士と連携(登記報酬は別途) | 220,000円 設立登記は提携司法書士が別途お見積り |
| 障害福祉・障害児支援の指定申請サポート(セットの場合) | 165,000円〜352,000円 類型による |
| 事業報告書等の作成・提出(1事業年度分) | 55,000円 |
| 役員変更届 | 33,000円 |
| 定款変更(所轄庁の認証が必要なもの) | 77,000円 |
| 定款変更(届出のみで足りるもの) | 44,000円 |
| 認定NPO法人・特例認定NPO法人の申請 | 個別見積り |
| 解散 | 個別見積り |
設立認証の申請手数料は不要で、NPO法人の設立登記の登録免許税は非課税です。登記は提携司法書士が別途お見積りします。登記事項証明書などの実費も別途です。着手前に、司法書士の登記報酬を含めた総額を書面でお見積りし、ご了承後に着手します。
障害福祉・障害児支援の指定申請とセットでご依頼の場合は、設立と指定申請を一本の工程表で進め、合わせてお見積りします。設立後の事業報告書等・役員変更・定款変更はスポットでもお受けします。登記が要る場合(役員の変更登記・定款変更に伴う変更登記など)は、提携司法書士の報酬が別途かかります。
着手金は料金の50%で、ご契約時にお支払いいただき、ご入金を確認してから着手します。残金50%は申請書類の提出時(受理後)、申請を伴わない業務は納品時です。110,000円未満のスポットは全額前払いです。キャンセル時の扱いは料金のご案内をご覧ください。
※社員・役員の人数や活動分野が多く、通常より書類が大幅に増える場合は、着手前にご相談のうえお見積りを調整することがあります。
情報収集の段階でも大丈夫。相談後にこちらから営業の電話やメールを重ねることはありません。
お見積りと進め方をお持ち帰りいただき、ゆっくりご検討ください。比較検討も歓迎です。
料金表のとおり明朗会計。お見積りにご了承いただいてから着手し、後から費用が膨らむことはありません。
税務・登記・社会保険など他士業の領域は、その旨をはっきりお伝えし、必要なら適切な専門家をご紹介します。
NPO法人の設立認証は、特定非営利活動促進法(NPO法)が定める全国共通の手続きで、申請先の所轄庁は、法人の主たる事務所がある都道府県の知事(その事務所が1つの指定都市の区域内だけにあるときは、その指定都市の長)です(制度。NPO法第9条(2026年9月26日確認))。行政書士の事務所がどこにあるかは関係ありません。当事務所は千葉県松戸市にありますが、所轄庁が北海道でも沖縄でも、書類の作成と提出代理はオンラインと郵送で完結します(当事務所の運用)。
| 工程 | 会わずにできるか | やり方 |
|---|---|---|
| 目的・事業の設計、定款の作成 | できる | オンライン面談(Zoom等)で聞き取り。定款案・事業計画・予算はデータで往復 |
| 社員10人の名簿、役員の承諾書・住民票 | できる | 原本が要るものは郵送。住民票は各自で取得、または職務上請求で当事務所が取得 |
| 設立総会 | できる(要確認) | 設立時社員が集まって議決し、議事録を作る。オンライン開催の可否・議事録の書き方は所轄庁の手引きで確認 |
| 所轄庁への認証申請 | できる | 所轄庁ごとに持参・郵送・電子申請の別がある。当事務所が提出代理を行う(行政書士法第1条の3) |
| 縦覧2週間・審査 | できる | 所轄庁からの補正連絡に当事務所が対応。期間はNPO法で全国共通 |
| 設立登記(認証書到達から2週間以内) | できる | 登記申請は司法書士の業務。提携司法書士または依頼者の地元の司法書士へ引き継ぐ |
| 設立後の完了届・事業報告書 | できる | 所轄庁への届出は当事務所が代理できる |
「できる」と書いた工程も、印鑑(法人の実印)や原本の受け渡しは郵送になります。データだけで終わる手続きではありません(実務の目安)。
他県の行政書士に頼むメリットは、分野の専門性で選べることです。NPO法人の設立は「認証を取ること」より「設立後に回ること」(事業報告書、貸借対照表の公告、役員改選、認定NPOへの道筋)で差が出ます(当事務所の見解)。地元に詳しい事務所がなければ、遠方でも設立後まで見ている事務所に頼む価値があります。
反対に、所轄庁の窓口に直接相談したい、対面で説明を受けたい方は、地元の行政書士のほうが向いています。所轄庁によっては申請前の事前相談を対面で求めることがあり、その場合は依頼者本人か地元の代理人が行くことになります(実務の目安)。当事務所は、事前相談の要否と方法を最初のオンライン面談で所轄庁に確認してからお引き受けしています。
📗 当事務所の一式220,000円に含むもの・含まないものはNPO法人設立を行政書士に頼むと、何をしてくれるのか、費用の相場はNPO法人設立を行政書士に頼む費用の相場、障害福祉の指定申請を他県から頼む場合は千葉の行政書士に、他県から依頼できますか?にまとめています。
当事務所のNPO法人設立サポートは一式220,000円(税込)で、設立登記は提携司法書士の報酬が別途かかります(当事務所の料金)。NPO法人の設立は認証の手数料も登録免許税もかからないため、実費は登記事項証明書・住民票・郵送費などに限られます。遠方の依頼者に追加で発生するのは、原本の郵送費と、所轄庁が対面を求めた場合の交通費です。見積りは登記報酬込みの総額を書面でお出しします。
全国オンライン対応です。所轄庁は都道府県・指定都市ごとですが、認証の手続と期間はNPO法で全国共通で、申請書類の作成・提出は全国どこからでもお受けします。千葉県外のご相談も同じ料金です。
会社形態の選び方から、設立後の許認可・資金調達まで。最初の一歩から一緒に整理します。
手続き・資金・人材を、ひとつの窓口で
目加多龍行政書士事務所は、会社設立・許認可・契約書などの手続きに加えて、日本政策金融公庫等の創業融資・資金繰りの支援と、国家資格キャリアコンサルタントによる採用・定着支援まで、ひとつの窓口でワンストップ対応します。財務コンサルタントの資格と、人事15年(採用・定着・評価)×国家資格キャリアコンサルタントの専門性を併せ持つ行政書士だからできる伴走です。初回30分無料・オンライン全国対応。
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