— 30秒でわかる結論 —

Q. 創業融資の面談ではどんなことを聞かれますか?

核心は3つです——①事業の実現性(なぜこの事業か・経験との接続・売上の根拠)、②お金の整合性(自己資金の出所・借入の使い道・返済原資)、③苦しくなった時の構え(計画を下回ったらどうするか)。特に売上の根拠は「頑張ります」ではなく単価×客数×稼働率の積み上げで、自己資金は通帳の動きと一致する説明で答えられることが大切です。面談は試験ではなく計画の確認の場——計画書を自分の言葉で語れれば、それで足ります。逆に最大のNGは、計画書と口頭の説明が食い違うことです。

「面談って、何を聞かれるんですか。落とされたらどうしよう」——創業融資のご支援で、書類が整った後に必ず出る不安です。結論から言うと、面談は試験ではありません。計画書を本人の言葉で確認する場です。頻出10問を、答え方の型つきで整理します(2026年7月時点の実務整理)。

頻出10問と答え方の型(独自整理)

質問答え方の型
①なぜこの事業を?自分の経験と接続して語る(想いだけで終えない)
②なぜ今・この場所?立地・タイミングの根拠(人通り・競合・需要)を一言で
③売上の根拠は?単価×客数×稼働率の積み上げで。願望の数字はNG
④経費の見積もりは?見積書・相場の根拠とセットで
⑤自己資金はどう貯めた?通帳の動きと一致する説明(見せ金は厳禁)
⑥借入金の使い道は?設備と運転に分け、金額の内訳を即答できるように
⑦返済の原資は?利益とキャッシュフローから毎月の返済額との対応で
⑧計画を下回ったら?対応策を先に(経費の可変化・販路の複線)→撤退基準は最後
⑨家族の理解は?生活費の設計(当面の家計原資)とセットで
⑩本業の経験は?年数だけでなく何を任されていたかを具体的に

NG回答3つ——楽観・食い違い・知ったかぶり

①根拠のない楽観「なんとかなると思います」——面談者が聞きたいのは根性ではなく設計です。②計画書との食い違い——書類と口頭の数字がズレると、計画全体の信頼が崩れます。面談前に自分の計画書を音読してください。③知ったかぶり——わからない質問には「持ち帰って確認します」で構いません。取り繕う方が減点です。

準備はこの3点だけ

①計画書を自分の言葉で3分で説明する練習(創業計画書の書き方)、②数字の根拠メモ(売上の積算・経費の見積・返済対応表)、③通帳(自己資金の説明はこれと一致させる)。当事務所は計画書づくりから想定問答の練習(模擬面談)まで伴走します。緊張は問題ではありません——数字が自分のものになっていれば、言葉は自然に出ます(創業融資の窓口ガイド)。

📍 千葉県ローカルメモ|許認可のスケジュールも語れる状態に

介護・障害福祉や飲食など許認可業種の創業では、面談で「指定・許可の取得見込み」も話題になります。手続きのスケジュールを面談で説明できる状態にしておくと、計画の実行力の証明になります。手続きと融資の一体支援は当事務所の得意分野です。

※2026年7月31日時点の一般的な整理です。個別の管轄・最新の運用は各窓口にご確認ください。

💬 目加多のひとこと

模擬面談をすると、皆さん最初は「正解」を探して硬くなります。でも本番でいちばん強いのは、自分の数字を自分の言葉で話す人。面談対策とは、暗記ではなく、計画を自分のものにする最後の仕上げだと思っています。

行政書士 目加多龍

執筆・監修

目加多 龍めかた りょう

行政書士 × 人事・財務アドバイザー(目加多龍行政書士事務所 代表)

行政書士/2級FP技能士(AFP)/国家資格キャリアコンサルタント。
障害福祉・障害児支援とNPO法人を専門にしています。放課後等デイサービス・児童発達支援・就労継続支援A型・B型・グループホーム(共同生活援助)などの指定申請、処遇改善加算・変更届・指定更新・運営指導(実地指導)への対応を支援します。NPO法人は、設立認証から事業報告書・役員変更などの運営まで支援します。
企業人事15年の経験を土台に、児発管・サビ管の採用・定着、融資・補助金や資金繰りまで、「書類・人・お金」を一体で支えます。

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