— 30秒でわかる結論 —
Q. 求人に載せる写真がありません。プロに頼むべきでしょうか?
スマホで十分です。大切なのは画質より「何を撮るか」——応募者の不安に先回りする7カットを撮ってください。①働く人の自然な表情(作業中の横顔)②職場の全景③1日の流れの場面(朝礼・休憩)④休憩スペース⑤先輩が新人に教えている場面(未経験者の最大の不安に効きます)⑥道具・設備⑦最寄り駅からの道や駐車場。避けるべきは、無人の職場写真だけで構成すること、実態より盛ること(入社後ギャップ=早期離職の種)、同意のない顔出し。従業員の掲載同意は書面で、介護・福祉なら利用者の写り込みに最大限の注意を。明るい時間帯に横位置で撮る——それだけで見違えます。
求人票の文章を直した次に、私が必ずお願いするのが写真です。「写真、何かありますか?」「会社の外観だけ……」——今日はスマホ一台でできる、写真の設計図です(実務整理)。
なぜ写真か——文章の「裏取り」だから
応募者は求人票の良い言葉を、半分疑って読んでいます。「アットホーム」「丁寧に教えます」——その言葉を証明するのが写真です。不安に先回りする文章と、それを裏付ける写真——この2点セットで、求人は初めて信じてもらえます。
7カットリスト(独自整理)
| カット | 応える不安 |
|---|---|
| ①働く人の自然な表情(作業中の横顔) | 「どんな人たちと働くのか」 |
| ②職場の全景 | 「どんな場所か」——清潔感は一枚で伝わる |
| ③1日の流れの場面(朝礼・送迎・昼) | 「働く1日のイメージが湧かない」 |
| ④休憩スペース | 「休めるのか」——環境配慮の証明 |
| ⑤先輩が新人に教えている場面 | 「未経験でも大丈夫か」——最重要カット |
| ⑥道具・設備 | 仕事のリアリティ(送迎車・厨房・工具) |
| ⑦街と通勤(駅からの道・駐車場) | 「通えるか」——生活圏のイメージ |
撮り方のコツと、やってはいけない3つ
コツはシンプル——明るい時間帯に・横位置で・少し離れて撮る(求人媒体もSNSも横長〜正方形が基本。SNS活用と同じ素材が使い回せます)。NG3つ——①無人の写真だけ(人のいない職場は冷たく見える)②盛りすぎ(実態と違う写真は入社後ギャップ=早期離職の種。「良く見せる」より「正しく見せる」)③同意のない顔出し——従業員の掲載同意は書面で取り、退職時の取り扱い(掲載終了)まで決めておく。介護・福祉は利用者の写り込みに最大限の注意を(写真同意の様式づくりもお手伝いします)。7カットを半日で撮る「撮影会」の進行台本もご提供しています——ペルソナ→文章→写真の順で、求人は仕組みになります。
📍 千葉県ローカルメモ|東葛は「駐車場カット」が効く
松戸・柏・流山エリアの求職者は車・自転車通勤の比率が高く、⑦の「駐車場・駐輪場」カットは想像以上に効きます。地域の通勤事情に合わせたカット優先順位もご提案します。
※2026年7月23日時点の一般的な整理です。個別の管轄・最新の運用は各窓口にご確認ください。
💬 目加多のひとこと
採用ページの写真を差し替えただけで応募の質が変わった、という報告を何度も受けます。写真は飾りではなく情報。応募者が知りたいことに、言葉より速く答える手段だと思っています。

執筆・監修
目加多 龍めかた りょう
行政書士 × 財務・キャリアコンサルタント(目加多龍行政書士事務所 代表)
行政書士/国家資格キャリアコンサルタント/2級FP技能士(AFP)。ブリヂストン系列企業とNEC系列企業で人事・労務の現場15年を経て2026年に独立。個人向けキャリア相談はココナラで約70件・全件★5.0(プラチナランク・2026年7月時点)。障害福祉・障害児支援の指定申請を軸に、資金調達から人材の定着まで、中小企業の「手続き」「資金」「人材」を一体で支援しています。
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