— 30秒でわかる結論 —

Q. CCUSの登録は自分でできますか?どのくらい時間がかかりますか?

自分でできます。ただし想像より時間がかかります。当事務所の整理では、事業者登録で計5〜10時間(書類収集・入力・不備対応)、技能者登録は1人あたり1〜2時間——職人10人の会社なら合計15〜30時間規模です。時間が読めない最大の要因は、技能者ごとに違う書類を一人ずつ回収する工程。判断は「担当者の時給×工数」と代行費用の比較に、元請の期限・現場を止めないという時間価値を加えて行ってください。

CCUSのご相談で費用の次に聞かれるのが「自分でやると、どのくらい大変ですか?」。そこで、社内工数を人数別に試算した独自整理をお見せします(当事務所の実務経験にもとづく一例・2026年7月時点。会社の状況で変わります)。

工数の内訳——時間が消えるのは「入力」ではなく「回収」

作業は3つに分かれます。①書類収集(登記・建設業許可情報・社会保険の資料、技能者ごとの本人確認・資格証明)、②システム入力③不備対応。このうち膨らむのは①です——技能者一人ひとりに声をかけ、保険証や資格証の写しを回収する工程は、人数分の「催促」の時間だからです(必要書類の一覧)。

人数別の工数試算(独自整理・一例)

規模想定工数(概算)主な内訳
事業者登録のみ約5〜10時間会社書類の収集+入力+不備対応
技能者5人約10〜20時間+1人1〜2時間×5+回収の催促
技能者10人約15〜30時間回収が長期化しやすい規模
技能者20人超約30〜60時間担当者を決めないと止まる規模

※当事務所の実務上の整理(概算・一例)。書類の揃い具合・システム習熟度で大きく変わります。

自分でやるか、代行か——計算式はひとつ

担当者の時給換算×想定工数 > 代行費用なら外注が合理的、逆なら自社対応。ここに時間価値——元請の期限に間に合うか、事務員が本来業務を止めずに済むか——を加えて判断してください。中間の形として、書類回収だけ社内・入力以降を代行という分担も現実的です(CCUS登録サポート)。

登録は入口——工数を「投資」に変える

登録して終わりでは、かけた時間は費用のままです。就業履歴を貯める運用に乗せ、レベルを手当につなげるところまで設計して初めて、採用と定着に効く投資になります。全体像はCCUS完全ガイドへ。

📍 千葉県ローカルメモ|許可の手続きとまとめると効率的

千葉県内の建設業のお客様では、建設業許可の更新・決算変更届と同じタイミングでCCUSの情報整備をまとめて行う進め方が効率的です。松戸・柏・流山エリアは現地訪問での書類回収支援にも対応しています。

※2026年7月23日時点の一般的な整理です。個別の管轄・最新の運用は各窓口にご確認ください。

💬 目加多のひとこと

工数の話をすると「そんなにかかるの?」と驚かれますが、実際に止まるのは入力画面ではなく、職人さんからの書類待ちです。回収の段取りこそが、CCUS登録の本体だと思っています。

行政書士 目加多龍

執筆・監修

目加多 龍めかた りょう

行政書士 × 財務・キャリアコンサルタント(目加多龍行政書士事務所 代表)

行政書士/国家資格キャリアコンサルタント/2級FP技能士(AFP)。ブリヂストン系列企業とNEC系列企業で人事・労務の現場15年を経て2026年に独立。個人向けキャリア相談はココナラで約70件・全件★5.0(プラチナランク・2026年7月時点)。障害福祉・障害児支援の指定申請を軸に、資金調達から人材の定着まで、中小企業の「手続き」「資金」「人材」を一体で支援しています。

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