「採用がうまくいかない」「融資が思うように受けられない」「補助金に通らない」——松戸・柏・流山・鎌ヶ谷・市川の中小企業から、別々の相談として持ち込まれるこれらの悩みは、実は1枚の土台でつながっています。それが中期経営計画書です。

本記事では、行政書士/国家資格キャリアコンサルタントの立場から、人材と財務を一体でつなぐ計画づくりを整理します。

計画書が「人」と「お金」の土台になる

多くの中小企業では、3年後・5年後のビジョンが数値化されていません。ビジョンを数字に落とすと、人の計画とお金の計画が一本につながります。

人の計画(人材)お金の計画(財務)
採用人数・採用計画売上・利益の目標
育成方針・評価制度設備投資・IT投資の計画
賃金原資(昇給・賞与)借入・補助金の資金計画

採用にも育成にもお金がかかります。だからこそ、人の計画とお金の計画は本来つながっているのです。

作り方の順番

手順やること
① ビジョンの数値化3〜5年後の売上規模・人員・新規事業を数字にする
② 財務計画へ分解必要な利益・投資・資金(借入・補助金)に落とす
③ 人事計画へ分解必要な採用・育成・賃金原資に落とす
④ 連動の確認人とお金の計画が矛盾していないか突き合わせる

銀行に見せると交渉が変わる

決算書だけで融資を申し込むと、金額の根拠が薄く、希望額より減額されたり金利が高めになったりしがちです。中期経営計画書を示すと、数字の裏づけが伝わり、調達できる金額や条件が変わることがあります。なお、認定経営革新等支援機関と連携した経営改善計画の策定では、計画づくりの費用の一部が補助される公的な制度もあります(対象や補助内容は変わるため、最新の情報を確認のうえご案内します)。

補助金・採用にも効く

同じ計画書は補助金申請の土台にもなります。投資の目的・効果・数値根拠が整理されているほど、補助金の事業計画は書きやすく、説得力も増します。採用の場面でも、会社がどこへ向かうかが言葉になっていると、求める人材像や求人票の訴求が明確になります。1枚の計画書が、融資・補助金・採用すべてに効くのはこのためです。

役割分担

融資のための事業計画書づくりや事業者向け補助金の書類作成は行政書士(当事務所)、雇用関係の助成金は社会保険労務士、税務や認定支援機関の関与が必要な補助金は税理士と連携します。補助金は行政書士、助成金は社労士という線引きは厳格に守ります。許認可申請は扱いません。

まとめ

採用・育成・評価という人の取り組みと、利益・融資・補助金というお金の取り組みは、中期経営計画書という1枚の土台でつながります。松戸・柏・流山・鎌ヶ谷・市川の中小企業の経営者の方は、まずビジョンの数値化からでも構いません。行政書士/キャリアコンサルタントとして、人材と財務を一体で見る計画づくりに伴走します。お気軽にご相談ください。