「採用してもすぐ辞めてしまう」「本当の退職理由が分からない」——松戸・柏・流山・鎌ヶ谷・市川の中小企業から、離職と定着のご相談を多くいただきます。人手不足が続くなか、せっかく採った人材が定着しないのは大きな痛手です。

本記事では、国家資格キャリアコンサルタントの視点から、早期離職を減らし、退職理由の本音を引き出す方法を整理します。

離職率の目安

あくまで一般的な目安ですが、離職率が10%を超える、とくに入社3年以内の離職が目立つ場合は、構造的な課題が疑われます。問題は「なぜ辞めるか」が把握できていないことが多い点です。

早期離職の3つの代表的な原因

原因打ち手の方向
人間関係(とくに上司)管理職教育・1on1で関係性を見える化する
仕事のミスマッチ求める人材像の明文化と、採用段階のすり合わせ
成長実感の欠如評価・面談・育成でキャリアの見通しを示す

原因が違えば打ち手も違います。だからこそ、まず原因の特定が先決です。

退職理由の「本音」は普通は出てこない

退職時に出てくるのは「一身上の都合」「家庭の事情」といった建前であることがほとんどです。本音を引き出すには工夫が要ります。

工夫ねらい
直属の上司以外が面談する上司への遠慮をなくし、率直な声を引き出す
退職後しばらく経って連絡する在籍中は言えなかった本音が出やすくなる
無記名アンケートを併用する個人が特定されない安心感で本音を集める

この第三者として本音を引き出す役割は、当事務所のキャリアコンサルタント面談スキルが直接活きる領域です。

「辞めない仕組み」は面談から

定着を高める打ち手の中心は、月1回・30分でもよいのでキャリア面談(1on1)を継続することです。単に話を聞くだけでなく、キャリア・業務・関係性の3軸で構造化すると効果が高まります。当事務所では、1on1の実施者向け研修や、厚生労働省が推奨する体系的なキャリア面談制度であるセルフキャリアドックの導入をご支援します。

離職は「お金」の問題でもある

一人辞めると、採用広告費・面接の手間・教育のやり直し・残った社員の負担増など、見えにくいコストが積み上がります。まずこの離職コストを見える化すると、定着への投資が「コスト」ではなく「回収できる投資」だと分かります。当事務所が人材育成と財務改善を一体で見ているのは、人の問題とお金の問題がつながっているからです。

まとめ

「なぜ辞めるのか分からない」を解決する第一歩は、本音を引き出す仕組みと、原因に合った打ち手です。松戸・柏・流山・鎌ヶ谷・市川の中小企業の経営者の方は、離職コストの見える化や面談の習慣化からでも構いません。国家資格キャリアコンサルタントとして、採用・定着・育成を一本につなぐ伴走をします。お気軽にご相談ください。