松戸で事業を営む経営者の方から、「補助金や融資を考えているけれど、まず誰に相談すればいいのか分からない」というご相談をよくいただきます。行政書士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士、商工会議所——専門家や窓口が多く、役割の違いが見えにくいのが実情です。
本記事では、松戸の中小企業が補助金・融資を進めるときの相談先の選び方を、専門家ごとの役割分担として整理します。結論から申し上げると、相談先は「扱うお金の種類」でほぼ決まります。
結論:相談先は「お金の種類」で決まる
事業者向けの資金には大きく「補助金」「助成金」「融資」の3つがあり、それぞれ中心となる相談先が異なります。
| お金の種類 | 性質 | 主な相談先 |
|---|---|---|
| 補助金 | 返済不要・審査あり(経済産業省・自治体系) | 行政書士/中小企業診断士/認定経営革新等支援機関 |
| 助成金 | 返済不要・要件を満たせば原則受給(厚生労働省・雇用系) | 社会保険労務士 |
| 融資 | 借入・返済あり | 日本政策金融公庫/金融機関/計画書づくりは行政書士・税理士 |
とくに「補助金」と「助成金」は混同されがちですが、所管も対応できる専門家も異なります。ここを押さえるだけで、相談先選びはぐっと楽になります。
専門家ごとの役割分担
行政書士
行政書士は、補助金の申請書類(事業計画書を含む)の作成を業として行えます。融資においても、日本政策金融公庫や制度融資に提出する事業計画書づくりを支援できます。当事務所のように、補助金と融資を「事業計画書」という共通の土台でまとめて伴走できるのが強みです。
税理士
決算・税務の専門家で、融資の数値計画や試算表の作成に強みがあります。ものづくり補助金など認定経営革新等支援機関の関与が必要な補助金では、認定支援機関である税理士との連携が前提になります。
社会保険労務士(社労士)
キャリアアップ助成金など、雇用関係の「助成金」の申請代行は社労士の独占業務です。補助金とは制度が別物で、人を雇う・育てる場面の支援金は社労士が中心になります。
中小企業診断士
経営診断や事業計画のブラッシュアップを担います。松戸市の無料相談窓口にも診断士が配置されており、計画の壁打ち相手として頼りになります。
松戸の中小企業が使える無料相談窓口
専門家に依頼する前に、まず無料の公的窓口で方向性を整理するのも有効です。松戸エリアでは主に次の窓口が利用できます。
- 松戸ビジネスサポートセンター「ビジまど」:松戸市の無料経営相談窓口。中小企業診断士のアドバイザーが常駐し、補助金活用・資金調達・販路開拓・人材採用などをワンストップで相談できます(予約 047-710-3530、オンライン相談も可)。
- 松戸商工会議所:経営指導員による無料相談、マル経融資(小規模事業者経営改善資金)の相談などに対応しています(電話 047-364-3111)。
- 千葉県よろず支援拠点:相談先に悩む段階から使える県の無料相談窓口。課題に応じて適切な支援機関・専門家につないでくれます。
なお、小規模事業者持続化補助金は、申請にあたって商工会議所・商工会が発行する「事業支援計画書」が必要です。商工会議所との関わりは早めに持っておくとスムーズです。
「補助金と融資をまとめて相談したい」なら
実務では、補助金と融資は切り離せません。補助金は原則「後払い」のため、採択されても入金までは自己資金で立て替える必要があり、つなぎとなる融資の準備が欠かせないからです。
当事務所は松戸を拠点に、補助金の申請書類作成と、融資の事業計画書づくりを一体で支援しています。窓口を一本化することで、同じ事業計画を補助金にも融資にも活かせます。顧問契約先については、補助金・融資ともに着手金0円・完全成功報酬で承っています。
よくある質問
Q. 松戸で補助金の申請を行政書士に頼めますか?
はい。行政書士は補助金の申請書類(事業計画書を含む)の作成を業として行えます。ものづくり補助金など認定経営革新等支援機関の関与が必要な補助金は、提携する税理士等と連携して対応します。
Q. 補助金と助成金は何が違いますか?
補助金は主に経済産業省・自治体の制度で、予算の上限があり審査で採否が決まります。助成金は主に厚生労働省の雇用関係の制度で、要件を満たせば原則受給できます。助成金の申請代行は社会保険労務士の独占業務です。
Q. 松戸で補助金・融資の相談は無料でできますか?
松戸市の「ビジまど」、松戸商工会議所、千葉県よろず支援拠点はいずれも無料で相談できます。当事務所も初回相談(60〜90分)は無料です。
まとめ
松戸で補助金・融資を進めるときの相談先は、「補助金=行政書士・診断士・認定支援機関」「助成金=社労士」「融資=公庫・金融機関+計画書は行政書士・税理士」と、お金の種類で整理できます。まずは無料窓口で方向性を固め、書類作成や伴走が必要な段階で専門家に依頼するのが、遠回りのない進め方です。
「補助金と融資をまとめて、計画づくりから相談したい」という松戸の経営者の方は、お気軽に当事務所までご連絡ください。