こんにちは。行政書士 × 国家資格キャリアコンサルタントの目加多 龍です。
「転職回数が多い」「畑違いの経歴」——採用の場面で、一見「遠回り」に見える人材を、どう評価すればいいか迷うことはありませんか。松戸・柏・流山の中小企業の経営者からよくいただくご相談です。
本記事では、回り道の経歴をどう見るかを、国家資格キャリアコンサルタントの視点で整理します。人手不足のなかで、見過ごされがちな人材の価値に光を当てるヒントになればと思います。
「遠回り」の経歴をどう見るか
履歴書を見て、転職回数の多さや経歴の一貫性のなさが気になることがあります。けれど、まっすぐな経歴だけが良いとは限りません。回り道には、その人なりの理由と、そこで得た経験が必ずあります。「遠回り」というラベルだけで判断すると、自社に合う人材を見逃すことにもなりかねません。
回り道で得たものに目を向ける
大切なのは、回り道の結果ではなく、その道で何を得たかに目を向けることです。異業種の経験は、自社にない視点をもたらします。複数の職場を経た人は、適応力や視野の広さを持っていることがあります。回り道を「マイナス」ではなく「その人だけの蓄積」として見ると、評価は変わってきます。
面接で聞きたい「なぜ」
遠回りの経歴を見極めるカギは、「なぜ」を聞くことです。なぜその選択をしたのか、なぜ辞めたのか、その経験から何を学んだのか。事実を問い詰めるのではなく、本人の言葉で語ってもらうと、回数や肩書きの裏にある一貫性や成長が見えてきます。
育成でも回り道は活きる
回り道の価値は、採用後の育成でも活きます。異なる経験を持つ人は、既存のやり方に新しい風を入れてくれることがあります。本人が「自分の経験は活きないかも」と思い込んでいる場合もあるので、前職の経験を自社でどう活かせるかを一緒に言語化すると、思わぬ強みが引き出せます。採用・定着の支援では、こうした人材の見極めと活かし方もご一緒します。
よくある質問
Q. 転職回数が多い人は避けるべき?
回数だけで判断するのはもったいないことがあります。なぜ動いたのか、何を得たのかを聞くと、裏にある一貫性が見えてきます。
Q. 畑違いの経歴の人は戦力になる?
異なる分野の経験が、自社にない視点を持ち込むことがあります。前職の経験をどう活かせるか、一緒に言語化しましょう。
Q. ブランクがある人はどう見る?
理由を決めつけず、その間に何を考え、これから何をしたいのかを聞くことが、適切な見極めにつながります。
まとめ
一見「遠回り」な経歴も、その道で得たものに目を向ければ、自社にない強みが見えてきます。大切なのは「なぜ」を聞くこと。人手不足の時代だからこそ、回り道の価値を見抜ける会社が、良い人材と出会えます。
松戸・柏・流山を含む首都圏の中小企業の経営者の方へ。求める人物像の言語化から、採用・定着の仕組みづくりまで、人材活躍(採用・定着)コンサルティングでご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。