こんにちは。行政書士 × 国家資格キャリアコンサルタントの目加多 龍です。
「どこが悪いんですか」——評価を伝えた途端、部下からこう返された経験はありませんか。松戸・柏・流山の中小企業の経営者・管理職の方から、よくうかがうお悩みです。
評価への反発は、対応を誤ると関係がこじれ、離職にもつながります。本記事では、反発の本当の原因と、納得につながる伝え方を、国家資格キャリアコンサルタントの視点で整理します。なお、賃金規程の整備は社会保険労務士の領域です。
「どこが悪いんですか」と言われたら
評価を伝えた瞬間に反発が返ってくると、つい身構えてしまいます。けれど、反発は「もっと認めてほしい」「ちゃんと見てほしい」という気持ちの裏返しでもあります。頭ごなしに押し返すのではなく、まずは相手がどこに引っかかっているのかを聞くことが、最初の一歩です。
反発の多くは評価より「伝わり方」
評価に反発が出るとき、原因は評価そのものより伝わり方にあることが多いものです。結果の点数だけを渡され、理由も次の道筋も示されなければ、誰でも「納得できない」と感じます。逆に、なぜその評価なのかが腑に落ちれば、たとえ厳しい評価でも受け止められるものです。
期待・事実・次の一歩をセットで伝える
納得につながる伝え方には、型があります。期待・事実・次の一歩をセットで伝えることです。
| 順番 | 伝えること |
|---|---|
| ① 期待 | その役割・等級に何を期待していたか |
| ② 事実 | 実際にどんな行動・成果があったか(人格でなく事実) |
| ③ 次の一歩 | 次の期間で具体的に何をしてほしいか |
この順で伝えると、評価は「ダメ出し」ではなく「成長の地図」になります。
評価される側の気持ちを想像する
評価する側は、つい「正しく評価すること」に集中しがちです。けれど、評価を受け取る側は、点数の正しさ以上に「自分を見てくれているか」を感じ取っています。日頃から関心を向け、良い点も具体的に伝えておくこと。これが、いざ厳しい評価を伝えるときの土台になります。人事評価制度の設計・運用では、こうした伝え方の仕組みづくりもご一緒します。
よくある質問
Q. 評価を伝えると毎回もめます。
評価結果だけを伝えていないか振り返ってみてください。期待・事実・次の一歩をセットで伝えると、反発は減ります。
Q. 低い評価をどう伝える?
人格でなく行動・事実に絞り、「次はこうしてほしい」という具体的な期待を一緒に示すと、納得につながりやすくなります。
Q. 評価基準が人によってぶれると言われます。
評価者どうしで基準をすり合わせ、ものさしを揃えることが、納得感の土台になります。
まとめ
評価への反発の多くは、評価そのものより伝わり方に原因があります。期待・事実・次の一歩をセットで伝え、日頃から関心を向けておくこと。評価される側の気持ちを想像することが、納得を生む出発点です。
松戸・柏・流山を含む首都圏の中小企業の経営者の方へ。評価制度の設計から、納得を生む面談の運用まで、人材活躍(採用・定着)コンサルティングでご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。