「給与を上げたのに辞めてしまう」「求人を出しても応募が来ない」——松戸・柏・流山・鎌ヶ谷・市川の中小企業から、こうしたご相談をいただきます。その根っこには、従業員エンゲージメントの問題が隠れていることが少なくありません。
本記事では、国家資格キャリアコンサルタントの視点から、エンゲージメントを高めて定着と採用力につなげる方法を整理します。
エンゲージメントと満足度は違う
従業員エンゲージメントとは、社員が会社や仕事に対して持つ愛着と貢献意欲のことです。単なる満足度(居心地の良さ)とは異なり、「この会社に貢献したい」という前向きな関与を指します。満足度が高くてもエンゲージメントが低い、という状態もあり得ます。
エンゲージメントを左右する要素
| 要素 | 中身 |
|---|---|
| 仕事の意味づけ | 自分の仕事が何の役に立っているかが見える |
| 成長実感 | スキルやキャリアが前に進んでいる手応え |
| 関係性 | 上司・同僚との信頼、認められている感覚 |
| 正当な評価 | 頑張りが評価と処遇に反映される納得感 |
給与はもちろん大切ですが、これらの要素が伴わないと、給与を上げても定着にはつながりにくいのです。
高めるための打ち手
| 打ち手 | ねらい |
|---|---|
| エンゲージメント調査 | 無記名アンケートで現状と課題を把握する |
| 1on1の継続 | 仕事の意味づけと成長を上司と確認する |
| 評価・育成の見直し | 頑張りが報われる仕組みに整える |
| 理念・方針の共有 | 会社の向かう先を言葉にして伝える |
まずは現状を測ることから始めるのが定石です。感覚ではなく、調査で課題を特定してから打ち手を選びます。
定着だけでなく「採用力」にも効く
エンゲージメントの高い職場は、社員が自社を前向きに語るようになり、それが口コミや紹介につながります。採用面接の場でも、働きがいを具体的に語れる会社は応募者に魅力的に映ります。定着の改善は、そのまま採用力の向上につながるのです。離職を減らすことは、採用コストを抑えることでもあります。
役割分担
当事務所は、エンゲージメント調査の設計、1on1(キャリア面談)の導入、評価・育成の見直しを、国家資格キャリアコンサルタントとして支援します。就業規則や賃金規程など労務手続が必要な部分は、社会保険労務士と連携します。
まとめ
給与だけでは解決しない定着と採用の悩みは、従業員エンゲージメントの視点で見直すと打ち手が見えてきます。松戸・柏・流山・鎌ヶ谷・市川の中小企業の経営者の方は、まず現状を測る調査からでも構いません。国家資格キャリアコンサルタントとして、人材の定着・採用・育成を一本につなぐ伴走をします。お気軽にご相談ください。